七輪で焼くと美味しいもの|おすすめ食材・具材ランキング
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七輪の炭火で食材が美味しくなる理由
同じ食材でも、七輪で炭火焼にすると各段に美味しくなったりします。
炭火焼で美味しくなる秘密は、遠赤外線効果です。
炭は燃えるときに炎の代わりに遠赤外線を発生させます。
遠赤外線には物質に当たると熱を発生させる効果があるため、食材に直接届けられる遠赤外線は短時間で高温になり食材の芯までしっかりと焼き上げた状態にしてくれるのです。
また炭の火は効率的に水分を飛ばしてくれるため、カリっとした食感に仕上げることができます。
そのため良い食材が手に入れたら、まずはシンプルに炭火焼にするのがおすすめです。
こちらではそんな七輪で焼くと美味しくなる食材をご紹介していきます。
肉類
バーベキューではお肉は外せません。肉類は七輪で焼くと美味しいものの代表格といっていいでしょう。
ステーキ
焼き肉用のお肉を買って七輪で焼肉するのもいいですが、是非一度ステーキ用の牛肉を塩コショウで味付けして、じっくり焼いてみてください。
家でフライパンで焼くステーキとは全く違う、滋味あふれる仕上がりに驚くと思います。
スペアリブ
豚肉なら30分程度タレに付け込んだスペアリブがおすすめです。
タレに炭火の風味が加わると最高の味わいになります。
焼き鳥
鶏肉なら是非焼き鳥に挑戦してみてください。
もも、皮、手羽など串にさして焼くビジュアルだけでもテンションが上がること請け合いです。
塩も美味しいですが、炭火で香ばしく仕上がるタレがおすすめです。
ウインナー、ベーコン
子どもに大人気のウインナー、ベーコン、少し分厚めのハムも七輪で焼くと抜群に美味しくなります。
表面が焦げないようにひっくり返して焼いていきましょう。
ラム、マトン
羊の肉は低カロリー高たんぱくでヘルシーです。
臭みが少ないマトンなら、バーベキューでジンギスカン気分も味わえます。
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魚介類
魚介類も七輪で焼くとびっくりするくらい美味しくなります。
塩焼きバター焼きで素材の味を楽しみましょう。
イカ
イカ焼きは縁日や祭りの感じが出るので盛り上がります。
醤油も良し、バターも良し、シンプルに塩コショウで軽く味付けしてもよし。
エビ
バーベキューでいえば、エビは魚介類の代表格ですね。
エビは皮ごと丸焼きにすると香ばしく仕上がります。
お醤油を少したらしたり、エビは殻や頭がついたまま焼くと、香ばしさとエビの甘み、出汁が出て美味しく食べられます。
カニ
すこし奮発して、茹でていないカニ(冷凍でもOK)を買ってきてじっくり焼くと、うまい出汁がでるので、美味しく幸せな気分になります。片面に切れ目を入れて焼くだけで完成です。
ホタテ
バターと醤油を垂らして焼くだけで贅沢なお味に仕上がります。
カキ
牡蠣は殻ごと網にのせて、ポン酢を垂らすと美味しく食べられます。
鮭
鮭は炭火で焼くと香ばしい香りが漂い、食欲をそそります。
サンマ
秋の味覚サンマも七輪で焼くとビックリするくらい美味しくなります。
昔は軒先で七輪で焼いたサンマが最高の贅沢でした。
ししゃも
カルシウム満点でリーズナブルなししゃもはスーパーの安いやつでも十分美味しくなります。
塩、しょうゆ、しょうゆマヨで食べるととても美味しいですよ。
煙もほとんど出ないので、家でも試せます。
干物系
干物系ならホッケの干物、フグの一夜干しなんかは七輪で焼くと最高です。
煙は出ませんし、日本酒との相性も文句無しです。
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野菜
野菜類も七輪で焼くと水分が出てジューシーになり、甘みや香ばしさが増すものがたくさんあるのでトライしてみましょう。
ニンジン
人参は輪切りにして、そのままに焼くだけで甘みが出て美味しいです。
トウモロコシ
トウモロコシは少し醤油を垂らすと甘みが出ます。
イモ類
さつまいもはアルミホイルもくるむと火が通りやすく、甘みが増します。
じゃがいもや里芋もアルミホイルに巻くとほくほくになるので、じゃがバターにしたり、里芋は醤油を垂らしましょう。
ネギ系
長ネギは外側に真っ黒な焦げ目がつくまでじっくり焼き、焦げた部分の皮を剥がすと中からとろっとしたネギが出てきて甘みがかなり増して美味しくなります。
焼き肉の定番野菜でもある玉ねぎも、輪切りしてそのまま網にのせます。
表面が茶色く焦げ目がつくまで焼くとジューシーで甘みが強くなります。
ナス
ナスはカットしておいておくと変色するので、焼く直前にカットしてから時間をおかずに網にのせましょう。
ナスも焼くと実がトロッとした食感になって美味しさが増します。
そらまめ
そらまめを外側が焦げるまでを焼いてみてください。塩で食べるとビールに合います。煙も出ません。
ピーマン、ししとう
ピーマンとししとう、パプリカも丸ごと網にのせて、外側が真っ黒になるまで、膨らむまで焼きます。
焦げた部分を剥がしてから、かつおぶしをのせて醤油をたらすとジューシーで香ばしい味わいになります。
アスパラガス
アスパラガスはオイルを塗ってから丸ごと網に乗せて焼き、塩コショウで軽く味付けしましょう。
ニンニク
更に少しスタミナを付けたいなら、アルミホイルにニンニクを丸ごと包んで焼いてみましょう。
オリーブオイルを多めに垂らしておくと、よりジューシーでオイリーな味わいになります。
トマト
生野菜ですが、焼くと酸味と甘みが出てマイルドな味わいになるトマトもおすすめです。半分にカットして、焼けたら皮を剥いて食べましょう。
キノコ類
七輪で焼くと旨みが増すのが、キノコ類です。
松茸
贅沢にいくなら、松茸です。
七輪で焼くマツタケは、そのビジュアルだけで風情があります。
松茸の香り高さを存分に味わえる贅沢な食べ方ですね。
エリンギ
エリンギは大きめに裂いて焼きます。しっとりとエキスが出てきたら食べましょう。
椎茸
椎茸は少し焼いたら逆さにして傘のところにしょうゆを垂らします。霧吹きでお酒をかけて焼くとシットリと仕上がります。
しめじ、マイタケ
しめじ、マイタケなども手で裂いてから、塩コショウで味を調えて焼くと、旨みが増して美味しく食べられます。
その他
焼きおにぎり
おにぎりに醤油や味噌を塗って焼けば、簡単に美味しい焼きおにぎりが出来上がります。
お手軽に冷凍の焼きおにぎりを焼いても、より香ばしく美味しく仕上がります。
チーズフォンデュ
七輪の上に鍋を置いてチーズをとかせば、野菜やパンをディップしてチーズフォンデュが楽しめます。
食パン
ちょっと変わったところで、食パンを焼いてみると外はカリッと香ばしく、中はふわっと柔らかくなり美味しく仕上がります。
ピザソースを塗ってソーセージやピーマン、トマトとチーズをのせて焼くと、とろっとした美味しいピザトーストも手軽にできます。
せんべい
おせんべいも七輪で温めると、香ばしさが加わって、違った食感と美味しさに驚くこと間違いなしです。変わり種のおせんべいを焼き直すのも面白いです。
リンゴ
そしてデザート系では、焼きリンゴもおすすめです。芯をくり抜いて砂糖とシナモンを振りかけてアルミホイルに包みます。
炭の火が消えかけ、もしくはまだ火がついている炭なら2本ほど残して、七輪の中にアルミでくるんだリンゴ入れて10分ほど待てば完成。
最後にレモン汁を少したらして食べれば芳醇な香りが広がり、甘くてジューシーな焼きリンゴが楽しめます。
バナナ
同じ作り方で焼きバナナもおすすめ。バナナはすぐ火が通るので2〜3分でOKです。
マシュマロ
箸にマシュマロをさして焼いても美味しいです。表面が焦げたら食べごろです。
市販のお菓子
また市販の「パイの実」は焼くとさらにサクサクになってチョコがトロっとして美味しいですよ。
ポテトチップスの「ピザポテト」も片面10秒ほど炙って食べると、チーズがトロトロになって美味しいですよ。
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七輪とガスで焼く違い
そもそもガスなどによる火で食材を焼くということは、火が素材との間の空気を温めることで加熱するということで、火に近い部分に多く熱が伝わってしまい、つまり「表面だけ焦げていて中は生のまま」という状態になってしまいます。
更にガスの場合水素が含まれているため燃えると水を出して食材を濡らしてしまいますが、炭は純粋な炭素なので水素を含んでおらず水を出しません。
それでカリっとしっかり焼き上げることができるのです。
それで、七輪で焼くのにおすすめの食材とは、芯まで火が通っているべき食材、水分のない状態がおいしい食材ということになります。
魚やお肉、マツタケなどは七輪で焼くのがおすすめと言われるのは、このためなんですね。
サンマや松茸といった秋の本格的な食材から冷凍食品まで、七輪で焼くだけでもとても美味しくなります。
「七輪を使ってみたいけど、使い場所も限られるし手間がかかって難しそう」
という声を良く聞きますが、煙が出ない食材なら狭いベランダでも七輪料理は出来ます。
肉や魚は脂が出るので煙で近所迷惑になってしまいますが、それらを避ければベランダでも使えます。(念のためマンションの管理規約等は確認してください)
さらに肉や魚でも生から焼き上げるのではなく、惣菜や焼鳥などを温め直す程度ならそこまで煙は出ません。
電子レンジとは違った、炭火での温め直しの美味しさにきっと感動すると思います。
最初に選ぶべき七輪は
一番始めに選ぶ七輪は丸形がおすすめです。
サンマなど魚をまるごと焼く場合は長方形の七輪を使いますが、包丁で切れば丸形でも魚は焼けます。
長方形タイプは大型になりがちです。
七輪はちょっと大きくなるだけで珪藻土がたくさん使われるため一気に重くなり、運搬や手入れがとても大変になります。
ちなみに七輪のお手入れに水は厳禁です。土なので水にとても弱いです。
必要な物は安物でも大丈夫
網、炭用トングは100円ショップで売っているようなもので大丈夫です。
頻繁に使うならしっかりした網でも良いですが、たまにやるくらいなら使い捨て用の網で十分です。
炭はこだわった方が面白く、出来れば備長炭がベストです。
七輪の醍醐味は料理もそうですが、囲炉裏や暖炉のような「炭火自体の魅力」も欠かせません。
気にしない方はホームセンターの安い炭でもいいですが、こだわるともっと七輪が楽しくなります。
炭は火起し器があれば簡単に火がつきます。
着火剤、木、牛乳パックなどに火を付けて炭を入れれば炭火の出来上がり。
自宅なら火おこし器の中に炭を入れてガスコンロにかければすぐに火が起こります。
炭がはねることがあるので、安全面を考えてフタ付きの火起こし器を選ぶようにしましょう。
使い終わった炭は、火消し壺に入れておけば再利用可能です。
火消し壺がなければお菓子が入ったブリキ缶でもOKです。(ただし熱くなるので火傷には注意)
再利用する炭は乾燥しているので、以前よりも火がつきやすくなってるはずです。
火力の調整に便利にはレンガが便利。
七輪と網の間にレンガを入れると、火と食材の間に距離が出来て火力を調整できます。
また網の隙間に落ちてしまうネギやコーンを焼くときや、お肉などを煙をあまり出さないで焼くときはミニフライパンがあると便利。
また、餅、焼きおにぎり、焼きトウロモコシを作るときにあると便利なのがハケです。
これらのグッズは100円ショップにあるもので十分ですが、あると便利です。
七輪の特徴
自宅のベランダや屋上、庭などでも手軽に使える七輪は、バーベキューでも活躍するアイテムです。
七輪と言っても種類があって、職人さんが丁寧に削って手作りする切り出し七輪と、粉を練って型に入れて焼き上げる練り物七輪があります。
形も円形から長方形、正方形などバリエーション豊かで、大きさも大小さまざまです。
使う人数や場所の広さなどに応じて選びましょう。
また七輪で食材を焼く時は、七輪の上に乗せる網や炭、炭をつかむトングに火おこし器を準備しておきましょう。
七輪では炭を使って、様々な食材が美味しく焼けます。
ガスで食材を焼くと、火に近い部分は熱がたくさん伝わるのですぐに焼け、中身はあまり焼けないという性質があります。
一方で炭火は遠赤外線効果があり、遠赤外線が食材の中まで短時間でしっかり熱を伝えるのでまんべんなく焼けます。
更に、炭は水素を含まないので焼いても水分が出ないため、表面はかりっと焼け、水分で食材が濡れてべちゃっとなる心配がないのです。
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