室内で卓上七輪を楽しもう!安全な使い方と注意点は?

室内で卓上七輪を楽しもう!安全な使い方と注意点は?

七輪は屋外で使うというイメージがありますが、屋内でも使える小型の卓上七輪が今注目されています。
焼きおにぎりを作ったり、干物を炙ったり、冷めた焼鳥を温め直したりするだけで炭火焼きの美味しさが楽しめる卓上七輪。
炭火焼きの美味しさは中々家では味わえないのでテンションも上がります。
つまみを炙ればお酒が止まらなくなること請け合いです。友達を呼んで七輪パーティなんかもオツですね。

 

七輪が一般的な「ガスコンロ」の代わりだった時代、日本人の家は大抵床付近に吸気口が、天井付近には排気口が開いていて、尚且つ天井板と板の間には5oくらいの隙間がありました。
このため換気に問題がなく、室内でも特に使い方に気を配る必要なく七輪を使うことができたわけですね。
しかし現代の家では機密性の高い家やマンション暮らしの人が殆どですから、室内での七輪の使い方にも気をつけなくてはなりません。
室内で卓上七輪を使う際の注意点をご紹介していきます。

 

 

卓上七輪の注意点

卓上とはいえ、炭火なので取り扱いには注意が必要です。
まず七輪自体が高温になるので、テーブルへの直置きはせず、必ず七輪の下に板を敷きましょう。
特に脂が多い食材を焼くと煙が出るため、換気はしっかりと行います。
また炭を燃やすことによる一酸化炭素中毒にならないよう、換気扇を回し、尚且つ窓やドアを開けておくようにしましょう。
冬場で寒く、ドアや窓を開けっぱなしにできない場合でも、せめて1時間に2〜3回は空気を入れ替えるようにしてください。
火災報知器の誤作動にも注意してください。一時的に火災報知機を止めておく方が確実かもしれません。
七輪を使い終わってからもしばらく換気しておくと、匂いはかなり消えてくれます。

 

火おこし

最も簡単な火起こしは、火起こし器を使う方法。
火おこし器に炭を入れて、ガスコンロの火にかけます。このとき炭がはねることがあるのでフタ付きの火おこし器を使いましょう。
炭に着火したら、火箸や火バサミで七輪の中に炭を移します。
カセットコンロでこの火起こしをするとボンベが熱っせられて危険なので、避けましょう。
ガスコンロが使えない場合、固形燃料やガスバーナーを使って着火します。

 

後片付け

炭の火を消すときは火消しつぼがあると便利です。
ない場合は金属製バケツやブリキ缶に入れて消火して下さい。
珪藻土の七輪は水は厳禁です。耐久性が落ちてしまいますので自然に熱を取りましょう。
最後完全に冷めてから灰を掃除してお終いです。

 

マンションなどの集合住宅の場合はご近所に迷惑とならないよう、特に使い方に気を配ってくださいね。

 

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